2018-01-01から1年間の記事一覧

国立劇場小劇場 文楽9月公演 第一部 良弁杉由来、増補忠臣蔵

南都二月堂 良弁杉由来 志賀の里の段、桜の宮物狂いの段、東大寺の段、二月堂の段 増補忠臣蔵 本草下屋敷の段 良弁杉由来明治百五十年記念公演の一つ目の演目。 三味線の名人、豊澤団平が作曲しただけあって、音楽的に聞き応えのある作品でした。ちょっと団…

国立劇場小劇場 文楽9月公演 第二部 夏祭浪花鑑

夏祭浪花鑑 住吉鳥居前の段、内本町道具屋の段、道行妹背の走書、釣り船三婦内の段、長町裏の段、田島町団七内の段 夏になると、『夏祭浪花鑑』が観たくなる。登場人物達の行動や言動は、理屈が支離滅裂で、どう考えてもアブナイ人々のそれなのに、何故かつ…

寛治師匠

蝠聚会の最後に、清介さんから、寛治師匠のお話がありました。ちょうどその日、寛治師匠が亡くなったそうです。すごく悲しい。私が最後に聴いたのは五月公演の『本朝廿四孝』の「景勝下駄の段」でした。「景勝下駄の段」は寛治師匠と織太夫さんでした。この…

蝠聚会(東京)

三味線の方々が浄瑠璃を語る蝠聚会。今回は二十周年記念で東京でも開催されたので、行ってみました。太夫ではない方が語る浄瑠璃といえば、東京で聞いたことがあるのは天地会。大体、はちゃめちゃな語りです。とはいえ、今までにトーク付きイベント等で燕三…

めぐろパーシモン 小ホール 人形浄瑠璃文楽 レクチャーと公演

春めいたうららかな陽気の日に、三番叟と道行初音旅という私の大好きな景事を観ることが出来て、楽しい公演でした。 二人三番叟三番叟は一輔さんと紋臣さん。一輔さんの方が三枚目の三番叟の方。きびきびした動きで、観る人を魅了します。楽しい三番叟でした…