2012-12-31から1日間の記事一覧

忘れんとすれ共忘れられず、しのばんとすれ共しのばれず

これは『平家物語』潅頂巻の「大原御幸」で、建礼門院が安徳帝を偲んで、後白河法皇にもらす言葉です。観劇や美術観賞と一緒にしたら、女院に怒られそうですが、観劇や美術観賞でも同じような感慨を持つことがあります。心に深く刻まれたものは、忘れようと…