国立劇場小劇場 9月文楽公演 第一部 鬼一法眼三略巻

<第一部>11時開演
鬼一法眼三略巻(きいちほうげんさんりゃくのまき)
播州書写山の段
清盛館兵法の段
菊畑の段
五條橋の段
http://www.ntj.jac.go.jp/performance/2789.html

玉也さんの弁慶、サイコー。これはタイトルこそ「鬼一法眼」ですが、これらの段の主役は鬼一法眼でも義経でもなく弁慶ですね。

先日、横浜能楽堂の企画公演で三宅昌子先生が、「義経記」を勧めていらっしゃったので、とりあえず読み始めていて偶然、五条橋で弁慶と義経が主従の契約を結ぶところまで読み終わっていたが、この「鬼一法眼三略巻」は、「義経記」は参考にしているけれども各登場人物の設定程度のみで、かなり自由に書かれているようだ。

とにかく弁慶の荒くれ度と牛若丸(和生さん)の端正な貴公子ぶりが印象的でした。