2007-01-01から1年間の記事一覧
一、壇浦兜軍記(だんのうらかぶとぐんき) 阿古屋 初演: 享保17年(1732年) 大坂竹本座 作: 文耕堂、長谷川千四 二、新古演劇十種の内 身替座禅(みがわりざぜん) 初演: 明治43年3月(1910年)、東京市村座 作: 岡村柿紅 作曲: 作曲:長唄:五代目杵…
初めて民芸館に行ってみる。こちらの展示での磁器は、松涛美術館、戸栗美術館で見た名品・優品と異なり、代々大切に使われてきたような趣のある、生活を彩る器たち。白と藍だけでこれだけの表現ができるのだから素晴らしい。 また平常展の方では、個人的に面…
期 間: 2007年7月1日(日) 〜 9月24日(月・祝)久々に戸栗美術館に行く。中国・朝鮮陶器ということで、幅広いテーマだが、名品が揃っていた。 第一室、第二室が中国陶器、第三室が朝鮮陶器となっていた。中国陶器はさすがに松涛美術館の景徳鎮展の方がモノが…
景徳鎮の陶器を見ることはしばしばだけれども、系統だって知る機会は今まで無かった。そのため、私にとっては興味深い企画だった。ほんの数十メートルの部屋の端から端までで1000年分凝縮して見れるので、作陶技術の移り変わりが良く分かって面白かった。た…
江戸時代の「しりあがり寿」と言いたくなる楽しい禅画。もともとは普通に上手い禅画を書いていたが、ある絵師に「絵が上手すぎて後世、雪舟のように禅僧としてより絵師として記憶に残るだろう」という指摘を受け、あのような絵を書くようになったという。絵…
昨日は、平常展も見たかったのに「京都五山 禅の文化展」で終わってしまったので、再度、足を運んで平常展を見る。 一番気に入ったのは、本館2F 10室「浮世絵と衣装―江戸 浮世絵」にある勝川春章筆の「東扇・中村仲蔵」。あの黒羽二重の斧定九郎で評判をとっ…
期待せずざっと見るだけぐらいのつもりで行ったのだけど、面白かった!夢窓疎石という高僧の「別無工夫」(ベツニクフウナシ;禅の修業だけが修行ではなく、日々の生活そのものが修行であるという意)という書とコトバがとっても気に入ったので(まさに怠惰…
一、正札附根元草摺(しょうふだつきこんげんくさずり) 初演:文化11年(1814年)作曲:四世杵屋六三郎 二、口上 三、岡本綺堂作 番町皿屋敷(ばんちょうさらやしき) 初演:大正5年(1916年) 作:岡本綺堂 四、戻駕色相肩(もどりかごいろにあいかた) 初…