国立文楽劇場 6月文楽鑑賞教室

第32回 文楽鑑賞教室 牛若丸/弁慶 五条橋 (うしわかまる/べんけい ごじょうばし) 解説 文楽へようこそ 曽根崎心中 (そねざきしんじゅう) 生玉社前の段、天満屋の段、天神森の段 都合によりC班、D班を拝見しました。五条橋清五郎さんの牛若丸が、貴公子…

国立劇場 文楽5月公演第一部(その2)

平成27年5月文楽公演11時開演 五條橋(ごじょうばし) 新版歌祭文(しんばんうたざいもん) 野崎村の段 吉田玉女改め 二代目吉田玉男襲名披露 口上 襲名披露狂言 一谷嫰軍記(いちのたにふたばぐんき) 熊谷桜の段、熊谷陣屋の段 http://www.ntj.jac.go.jp/s…

国立劇場小劇場 文楽5月公演第一部(その1)

平成27年5月文楽公演 11時開演 五條橋(ごじょうばし) 新版歌祭文(しんばんうたざいもん) 野崎村の段 吉田玉女改め 二代目吉田玉男襲名披露 口上 襲名披露狂言 一谷嫰軍記(いちのたにふたばぐんき) 熊谷桜の段、熊谷陣屋の段 http://www.ntj.jac.go.jp/…

国立劇場小劇場 5月文楽公演 第二部

4時開演 祇園祭礼信仰記(ぎおんさいれいしんこうき) 金閣寺の段、爪先鼠の段 桂川連理柵(かつらがわれんりのしがらみ) 六角堂の段、帯屋の段、道行朧の桂川 http://www.ntj.jac.go.jp/schedule/kokuritsu_s/2015/5141.html 舞台を東京に移した二代目玉男…

根津美術館 燕子花図と紅白梅(その1)

尾形光琳300年忌記念特別展 燕子花と紅白梅 光琳デザインの秘密2015年4月18日(土)〜5月17日(日) http://www.nezu-muse.or.jp/ ここのところ寝ても覚めても仕事仕事の日々が続いたせいか、朝、目が覚めた時、「どうしても何か美しいものを観て心の底から陶…

国立文楽劇場 4月文楽公演 第2部(その1)

第2部 午後4時開演 絵本太功記(えほんたいこうき)夕顔棚の段/尼ヶ崎の段 天網島時雨炬燵(てんのあみじましぐれのこたつ)紙屋内の段 伊達娘恋緋鹿子(だてむすめこいのひがのこ)火の見櫓の段 ※16日(木)より第1部と第2部の演目を入替 http://www.ntj.…

国立能楽堂 4月普及公演 長光 忠度

国立能楽堂 4月普及公演 解説・能楽あんない 名乗らぬ忠度 天野 文雄(京都造形芸術大学教授) 狂言 長光(ながみつ) 井上 松次郎(和泉流) 能 忠度(ただのり) 高橋 忍(金春流) http://www.ntj.jac.go.jp/schedule/nou/2015/4133.html?lan=j 桜のお能…

六本木ヒルズ にっぽん文楽in六本木

六本木ヒルズ・ヒルズアリーナ 2015年3月19日〜22日 12:00〜13:30、18:30〜20:00 『二人三番叟』、『日高川入相花王』「渡し場の段」 http://www.nipponbunraku.com/event/index.html 野外に設営する移動式「檜舞台」で、飲食…

保谷道行

千本道行で気分が高揚したせいで、会場でそのままじっと夜の部を待つ気にもなれず、会場近辺をふらふらと散策しました。というのも会場に来る時に、いくつか気になっていた梅の木があって、それを近くまで行って見てみたかったので。来る時には気が付かなか…

保谷こもれびホール 文楽地方公演 昼の部

解説(あらすじを中心に) 曽根崎心中 生玉社前の段、天満屋の段、天神森の段 義経千本桜 道行初音旅 秋の地方公演とで配役を変えての公演。本公演に負けない充実した公演でした。曽根崎心中和生さんの徳兵衛は初めて観ると思う。なので、これが今回、一番観…

国立劇場小劇場 文楽2月公演 第一部

2月文楽公演 11時開演 二人禿(ににんかむろ) 源平布引滝(げんぺいぬのびきのたき) 矢橋の段 竹生島遊覧の段 九郎助内の段 http://www.ntj.jac.go.jp/schedule/kokuritsu_s/2014/21012.html 二人禿大好きな曲。紋臣さんと簑紫郎さんの、相変わらず可愛い…

国立劇場小劇場 2月文楽公演 第三部

国立劇場小劇場 2月文楽公演 第三部 6時開演 国性爺合戦(こくせんやかっせん) 千里が竹虎狩りの段、楼門の段、甘輝館の段、紅流しより獅子が城の段 http://www.ntj.jac.go.jp/schedule/kokuritsu_s/2014/21012.html その昔、竹本義太夫や近松門左衛門が活…

文楽劇場 文楽新春公演 第一部(その1)

2015年の文楽の見初めは成人の日の新春公演にしました。 どれもすてきでしたが、「関寺小町」と「封印切」に特に胸を打たれた文楽公演でした。 花競四季寿四季をそれぞれの季節の曲にのせて表現する景事で、私は大好きな曲。春のお目出度い雰囲気を味わえる…

物語の多くさぶらふなる、あるかぎり見せ給へ

明けましておめでとうございます。このメモのタイトルの言葉は更級日記の冒頭の段に出てくるものです。更級日記の作者である菅原孝標女(すがわらのたかすえのむすめ)は、子供の頃、姉たちの噂する源氏物語などの物語にいたく心を惹かれていました。しかし…

国立文楽劇場 11月文楽公演

平成26年度(第69回)文化庁芸術祭主催 国立文楽劇場開場30周年記念 11月文楽公演 第2部 午後4時開演 奥州安達原(おうしゅうあだちがはら) 朱雀堤の段/環の宮明御殿の段/道行千里の岩田帯/一つ家の段/谷底の段 http://www.ntj.jac.go.jp/schedule/bun…

神奈川県立青少年センター 文楽地方公演(その2)

夜の部 菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゅてならいかがみ) 寺入りの段、寺子屋の段 釣女(つりおんな)(楳茂都陸平 振付) http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/p811343.html 夜の部は寺子屋と釣女。 菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゅてならいかがみ) 寺入…

神奈川県立青少年センター 文楽地方公演(その1)

昼の部 曽根崎心中(そねざきしんじゅう) 生玉社前の段、天満屋の段、天神森の段(澤村龍之介 振付) 義経千本桜(よしつねせんぼんざくら) 道行初音旅夜の部 菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゅてならいかがみ) 寺入りの段、寺子屋の段 釣女(つりおんな…

観世能楽堂 企画公演 千手 土蜘蛛

ひっさびさに観世能楽堂でお能を観てしまいました。「千手」「土蜘蛛」の両方とも観世流お家元がおシテでした。演じる方は大変そうだけど、観る方は全く異なる曲だったので、大変楽しく拝見しました。千手むちゃくちゃ気合いの入った「千手」でした。実はツ…

国立劇場小劇場 松羽目会

桐竹紋壽舞台生活六十七年の最終の松羽目会 昼の部 寿二人三番叟 冥途の飛脚 夜の部 伊達娘恋緋鹿子 ロック曽根崎心中 『冥途の飛脚』を淡路町から新口村まで、未体験の『ロック曽根崎心中』と興味深い演目だったので、お伺いしてみました。。紋壽さん舞台生…

国立劇場小劇場 文楽9月公演第3部(その2)

不破留寿之太夫、週末に再見してきました。 初日は、演じている方々の間に、そこはかとなく「こんな感じでいいんだろうか」という不安感みたいなものが漂っていなくもなかった気がします。でも、週末までの間に大分、演出も整理されてきてメリハリもはっきり…

文楽[国立劇場小劇場 文楽9月公演2部

9月文楽公演4時開演 近江源氏先陣館 和田兵衛上使の段 盛綱陣屋の段 日高川入相花王 渡し場の段 http://www.ntj.jac.go.jp/schedule/kokuritsu_s/2014/26-9.htm 第一部の『双蝶々曲輪日記』と第三部の『不破留寿之太夫』に挟まれつつも、大満足の第二部でし…

文楽9月公演 第三部 不破留寿之太夫

9月文楽公演7時開演 〔新作文楽〕 シェイクスピア=作 「ヘンリー四世」「ウィンザーの陽気な女房たち」より 鶴澤清治=監修・作曲、河合祥一郎=脚本、石井みつる=美術、尾上菊之丞=所作指導、藤舎呂英=作調 不破留寿之太夫(ふぁるすのたいふ) http://…

中沢新一『精霊の王』

世阿弥の娘聟、金春禅竹が著した著書で昭和39年に見つかった『明宿集』を中沢新一氏が民族学や文化人類学、哲学などの視点を交えて解読したもの。ものすごく面白かった。以前、『能を読む』(角川学芸出版)の元雅・禅竹編を読んだ時、中沢新一氏の禅竹に関…

国立文楽劇場 夏休み公演第三部 女殺油地獄(その2)

国立文楽劇場開場30周年記念 夏休み文楽特別公演第3部 【サマーレイトショー】 午後6時開演 近松門左衛門没後290年 女殺油地獄(おんなころしあぶらのじごく) 徳庵堤の段/河内屋内の段 豊島屋油店の段/同 逮夜の段 『女殺油地獄』の感想の続きです。 豊…

国立文楽劇場 夏休み公演第三部 女殺油地獄(その1)

国立文楽劇場開場30周年記念 夏休み文楽特別公演第3部 【サマーレイトショー】 午後6時開演 近松門左衛門没後290年 女殺油地獄(おんなころしあぶらのじごく) 徳庵堤の段/河内屋内の段 豊島屋油店の段/同 逮夜の段 すばらしいお芝居を胸に刻むことができ…

国立能楽堂 普及公演 水掛聟 佐保山

<月間特集・金春禅竹> 解説・能楽あんない 松岡 心平(東京大学教授) 狂言 水掛聟(みずかけむこ) 大藏 千太郎(大蔵流) 能 佐保山(さおやま) 櫻間 右陣(金春流) http://www.ntj.jac.go.jp/schedule/nou/2014/7126.html 最近忙しくてなかなかお能を…

横浜能楽堂 暗闇で聴く古典芸能

平成26年6月21日(土) 開場:午後5時 開演:午後6時 プレトーク 葛西 聖司、近藤乾之助、宮城 能鳳、豊竹嶋大夫 素謡「西行桜」 近藤乾之助 一管「津島」 松田 弘之 語り組踊「手水の縁」 宮城 能鳳 素浄瑠璃「卅三間堂棟由来」豊竹嶋大夫 http://yn…

本経寺 若太夫追善素浄瑠璃の会

面白そうな演目に惹かれて、ふらっとお伺いしてしまいました。午後1時からの法要は行かないとして、午後2時から素浄瑠璃の会。パンフレットには定員100名と書いてある。そんなに人がくるんだろうかと思ったけど結局、私がもらった整理券の番号は100番越えで…

国立能楽堂 普及公演 隠狸 高砂

解説・能楽あんない 松の葉を掃く尉と姥 大谷 節子(神戸女子大学教授) 狂言 隠狸(かくしだぬき) 野村 萬(和泉流) 能 高砂(たかさご) 宇高 通成(金剛流) http://www.ntj.jac.go.jp/schedule/nou/2014/4113.html 3月の田中貴子先生に続いて同じく伊…

世田谷パブリックシアター 杉本文楽

『杉本文楽 曾根崎心中付り観音廻り』 2014年03月20日(木)〜2014年03月23日(日) 世田谷パブリックシアター [原作] 近松門左衛門『曾根崎心中付り観音廻り』(岩波書店『新日本古典文學大系』より改訂) [構成・演出・美術・映像] 杉本博司 [作曲・…